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高円宮賜杯第41回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント宇陀予選

(室生健民G)

VS内牧ファイターズ3-7●

 

 今年最初の公式戦!この大会を優勝し県大会出場を目指してみんなで頑張ってきました!残念な結果となりましたが、選手達はよくここまで頑張りました!

 

 今大会の吉田監督からのMVPは…大馳(だいち)!!一番ショートとして出場、2点を先制後三回表の先頭バッターでは右中間を破るスリーベースヒットでチームを勢いづけると、その後追加点となる3点目のホームを踏みました。逆転された後の次の打席でも、ランナー一塁から詰まりながらもチャンスを広げるライト前ヒットでした。ナイスバッティング!守備では、登板予定ではなかったものの、三回途中から緊急登板し試合を終盤までつなげました。

 

 準MVPは、晃悦(こうえつ)!2回表ツーアウト二三塁とチャンスの場面で三遊間へのあたりを1塁へ全力疾走し間一髪の先制2点タイムリー内野安打にしました。センターの守備では、6回ツーアウト満塁のピンチの場面でしたが、バッターの放った大きなファールボールとスイングから自分で考え守備位置を変えました。その後にバッターが打った打球は、大きな当たりでしたが見事変更した守備位置にドンピシャで飛んできてアウトにすることが出来ました。とてもナイスプレーです。

このような事が、自ら感じ取って行動できるようになれば、これからどんどん上手くなっていきます!このような考えを大切にしてくださいね!

 

 

 みんな、この公式戦の1試合!負けはしましたが、どうでしたか?練習試合10試合やるよりも濃厚で価値があったと思います。序盤の3回表までは、今後の自信にもつながる素晴らしい攻撃と素晴らしい守備そして元気で立ち上がりを支配できました。

 中盤に突入して、勝ちを意識しだしたからなのか、思い通りに行かない事が続きました。3点差あることも忘れてしまうほど、余裕を持ってプレーする事が出来ませんでした。誰かが一声かければ状況は変わったかもしれませんね。もちろん野球に『~たら、~れば』はありません。これが今の実力なのです。

 自信を持っていいところと、今後の練習の糧(かて)になるぐらいの悔しい思いが、入り交じった試合でした!

 この悔しい思いを忘れないでください。悔しいと強く思っている選手は、吉田監督と交わしている野球ノートに今の気持ちと決意を伝えてみてはどうですか?自分で書き残した今の気持ちは、今後必ず役に立つはずです!

 そしてこの悔しい思いが、これからのみんなを強くします。しっかり向き合って乗り越えましょう!緊張感から逃げず、接戦をものに出来るチームを目指してください!この悔しさを思い出して、しっかり練習頑張りましょう!そして選手自ら考えてプレー出来るようになってください。上手くなる近道です。

 

 そしてもう一つ。今年最初に行われる宇陀予選に合わせて、毎年お母さん達が集まって千羽鶴を折ってくれています。この千羽鶴には、お母さん達の気持ち(愛情)がいっぱい詰まっています。今年一年間ベンチから君たちを見守り後押ししてくれます。

 事あるごとに言い続けますが、『感謝』の気持ちをもってプレーしてくださいね。チョットしたことで『へこたれては、いられません』よ!!

 

 さあ、これから新しい目標に向かって再チャレンジです!!今度こそ掲げた目標をつかみ取ってみせるぞ!