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第34回宇陀ライオンズ旗争奪学童野球大会

9月12日(室生健民G)

VS大王ジュニアクラブ10-0○

VS室生バスターズ3-0○

 

13日(順位決定戦)

VS内牧ファイターズ4-1○(優勝!)

 

 13日(二日目)は早朝から降った雨のため、二時間遅れでの開催となりましたが、みんなの集中力と全員野球で優勝することができました。

 

 今大会の吉田監督からのMVPは…音琉(ねる)!!優勝決定戦の内牧ファイターズ戦!そしてお兄ちゃん(琉輝斗:るき)と一緒に挑む最後の宇陀市大会決勝!この大一番で③打数③安打の猛打賞と素晴らしい輝きをはなってくれました。6回表1対1と同点に追いついた直後のツーアウトランナーなしから、左中間を破るツーベースヒット!そして五年生の翔慎(しょうま)が続き、五年生の大馳(だいち)のタイムリーで決勝点となるホームを踏みました。そしてその勢いに兄の琉輝斗(るき)も続いて三遊間への二点内野安打となりました。決勝戦のラッキーガールでしたね!

 

 準MVPは、大馳(だいち)!県大会の前くらいからバッティングの調子を落として、一番バッターから降格し必死にもがいていましたが、ライオンズ杯初日に、ツーベースヒット3本と復調してきました。そして初日が終わって解散後に監督から、「明日の決勝戦、一番行くか?」と聞かれ、大一番を前に、迷い無く返事した姿を見て監督も一番で起用しました。そして起用してくれた監督の気持ちに応えるかのように、終盤のチャンスでレフト線への決勝点となる逆転のタイムリーツーベスヒットでした。県大会では積極性がなくなっていましたが、その悔しい思いと反省を活かした積極的なナイスバッティングでした。

 

 序盤から、ワンプレーでどちらに行ってもおかしくない『ながれ』のなか、両チームともに相手に行きかけた『ながれ』を必死に阻止するような緊迫感が伝わる展開でした。

 一進一退の攻防でしたが、先に先制点を奪ったのは内牧ファイターズでした。なおもワンアウト三塁のピンチからスクイズをしてきたのを、雅大(まさひろ)琉輝斗(るき)のバッテリーがバッターと走者の動きを見てスクイズを外し三塁走者をアウトにしました。今まで練習してきた高等な技術をこの大事な場面で完璧にしてくれました。一気に相手チームに傾きかけた『ながれ』をアタッカーズへと持ってきてくれました。最高のプレーでしたよ!

 他にも、一塁への全力疾走、セーフになる執念!終盤ではレフトの衛(まもる)がライナーをキャッチしたあとに、ピッチャーのガッツポーズにガッツポーズでかえした姿などなど。熱くなる場面もたくさんありましたね。

 

 

 決勝戦では、六年生の胸に秘めた強い想いと、四・五年生もその想いに一緒に応えようとした全員野球ができましたね。ゲームセット後に何人かの選手が顔をくしゃくしゃにして泣いている姿をみて、こちらも感動して涙がでました。本当にみんなよく頑張りました。アタカーズらしい野球で、県大会準決勝の悔しさをも晴らしたナイスゲームでした。

 前日の予選ラウンドでも、六年生にとって最後の宇陀市大会で、今年は裏方で頑張ってくれている葉月(はーちゃん)をみんなで出場させようと、出場機会が出来るように選手全員で頑張りました。そして室生戦の最終回にライトで出場することが出来ました。葉月(はーちゃん)よかったね(*^o^*)

次はバッティングでも出場するぞ!

 

 そして、天満台グラウンドに帰ってきてから、吉田監督のサプライズでラーメンの屋台がきてくれましたね。今日の結果に関係なく来てくれる予定でしたが、優勝して最高の思い出と忘れられない味となりました。美味しかったね!

 

 

 後書きとなりますが…

 6回の逆転したイニングでの出来事ですが、この回の先頭バッターの一絆(かずき)がレフト前ヒットで出塁すると、ランナーコーチは元々行く選手が決まっていたのですが、キャプテン雅大(まさひろ)が何も言わずに三塁ランナコーチを交代しに行きました。キャプテンで四番の雅大(まさひろ)は今大会バッティングは不振で苦しんでいましたが、あの場面、勝ちたい気持ちを、今自分がチームのために出来る事としてキャプテン自らが考えとった行動は素晴らしいものでした。

 そういえば、甲子園常連校の監督が選手に言っていました。『人の上にたつより、人の役にたつ人間になれ!』と。