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元年8月4日

VS耳成オックス(耳成小G)

第一試合1-2●

第二試合10-7○(ジュニア)

第三試合6-8●

 

 梅雨が明けて一気に夏本番となった初めての練習試合でした。まだ暑さに体が馴れていない中でしたが、選手同士で塩を手に取り合い熱中症対策している姿はよかったですよ。

 今回の吉田監督からのMVPは…衛(まもる)!!第一試合の第一打席にノーストライク3ボールから見逃しの三振をしてしまい、次の回に交代を命じられました。その後の第二試合では盗塁のサインのため見逃した一球を除き三打席とも積極的なバッティングで見逃しのストライクはなし!2安打と打撃妨害で全打席出塁しました。そして第三試合でも最終回にピンチヒッターで出場すると、ノーストライク3ボールからライトオーバーのスリーベースヒットでした。その後一・三塁から相手ピッチャーが一塁へけん制した隙にホームをおとしいれました。暴走気味でしたが思い切りのよい走塁でしたね。

 すべての始まりは第一打席の見逃しの三振からでした。吉田監督から消極的なプレーで交代させられたことを衛(まもる)は感じ取り、途中交代となった悔しさと反省をすぐ次の試合のプレーで取り返しました。気持ちが表れていてよかったですよ!

 

 準MVPには、暑い中がんばったみんなにです!第一試合では終盤まで接戦を繰り広げ、第二試合のジュニア戦では乱打戦を…、第三試合では序盤一時は1対7と6点差をつけられましたが、最後まであきらめずに2点差まで追い上げました。その中でも、大海(ひろうみ)のショートでのセンターへ抜けそうなヒット性の当たりを反応のよい守備でアウトにしたり、陽輝(はるき)の復帰でのヒットであったり、音琉(ねる)・大馳(だいち)バッテリーのジュニア戦での緩急をつけてのピッチングや、竜太(りゅうた)のタイムリーヒット、みんながなれないポジションでのプレーなどなど、最後まで集中して頑張りました。

 

 アタッカーズ内でのポジション争いも激しくなってきましたね。ブログで何度も発信していますが、エラーや失敗を恐れては上手くなれませんよ。大事なのはその後です!今回MVPとなった衛(まもる)は、ヒットを打ったから吉田監督からMVPに選ばれたのではありません。一つの失敗から、大きな成長を見せてくれたからです。今回で言うなら、積極的にプレーすることだけを考え前向きに取り組んでいました。みんなも一緒ですよ。一つの失敗は、大きく成長するためにあります。失敗をなかったことにしたり、態度に出したり、もう一回失敗したくないからと消極的になったりするのではなく、『上手くなるチャンスがきた』と思ってくださいね!

 そして周りの選手達も、失敗した選手が次にチャレンジできるような、元気を与えられる声かけができるようになってください。それが『チーム一丸』チームが強くなることにつながると思っています。

 

 

 暑い中での試合でしたが、県大会出場チームは今まさに大会中です。高校野球の甲子園大会も今週からです。この暑い中で最高のプレーができるように、暑さにも馴れていきましょう。そして暑さ対策や食事・睡眠などの体調管理などにも選手自身が意識して取り組んでいきましょうね!