· 

第10回橿原ロータリークラブ杯学童野球大会

 素晴らしい秋晴れの中、佐藤薬品スタジアムで開会式が行われました。開会式が終わると、他チームはそれぞれ5ヵ所の会場へ移動する中、アタッカーズはあこがれの佐藤薬品スタジアムでの第一試合でした。

 すぐにレフト付近の人工芝でアップをして、ブルペンでピッチング練習をし、プレイボール前には、プロ野球選手(笘篠選手)の始球式と、たくさんの体験をしてプレイボールでした。

 その結果は…VS畝傍南スカイホークス0-14●三回コールド負けでした(涙)

 みんな緊張しましたね。何人かはプレー経験あったと思いますが、それでも、いつもは観客席からしか観られない場所でのアップと試合。スタンドで観ている方の視線などなど…。

 いつもは普通に捕れるゴロや送球が上手くいかない。ベースカバーや守備のカバーを忘れてプレーを見てしまったり、大きい声で指示を出し合えなかったりと、みんな自分のことで精一杯のようでしたね。

 

 吉田監督からのMVPは今回は選ばずに、「緊張」について考えたいと思います。みんな緊張していたと思いますが、緊張しないでプレーするにはどうしたらいいのでしょうか?

 個人的な考えですが、答えは「無理」だと思っています。緊張しないでプレーするのは無理です。チームで戦っている以上、責任も出てきますし、みんなの思いも感じてきます。まして緊張しないプレーは「怪我のもと」です

 でも、緊張しすぎているのを、ほぐす事は出来ると思います。これも、個人的な考えですが、

 ①笑顔と大きな声

 ②考え方

 ③技術的な事ですが、下半身に意識をもってプレーする

ことだと思っています。

 

 ①笑顔と大きな声はそのままの通りです。緊張はうつります。自分が笑顔になることでみんなの緊張をほぐしてあげましょう。緊張すると横隔膜(おうかくまく)があがり呼吸すらままならない状態になり嘔吐したりします。大きな声をお腹からだす事によって横隔膜がさがり緊張をほぐすことになります。

 

 ②考え方は、みんなが観ているこんな大きな舞台で失敗したらどうしよう…と考えるより、こんな最高の舞台でファインプレーやヒットましてやサヨナラヒットを打つ事が出来たら俺(私)かっこいいなぁ!!や、活躍したらチームメイトの笑顔やお母さんの喜んでる姿が目に浮かぶなぁ!…とか、楽しい事にもっと想像を膨らませましょう!

 

 ③については、個人的な経験上ですが、緊張すると上半身がとっさに動いてしまうように感じています。フワフワした何かいつもと違うなぁ…という感じです。ピッチングやスローイング・守備・走塁・バッティングどれも下半身(中腰)に意識をもって脚から動かすイメージでプレーしてみましょう。「地に足がつかない」という言葉もあります。一度チャレンジしてみてください。

 

 

 今年あと二ヶ月で、ならっきー球場(郡山市営球場)で2試合と佐藤薬品スタジアムで1試合以上する事が出来ます。これも考え方ですが、すごいラッキーで楽しみですよね(笑顔)その他の大会でもそうですが、今回の経験を役に立ててくださいね。そして0-14の結果は君たちの本当の実力ではないと思っています。しかし、この結果を真摯に受け止めて、くやしいという気持ちを忘れず次にいかして下さい。

 

 

 今回の話は少しむずかしいので、分からない事はお父さん、お母さんと話し合ってみましょう。

 

 

 以前のブログにも「緊張」や「準備」などについてコメントしています。

 過去のブログもまた参考に読み返してみて下さいね。